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修繕とは

修繕とは、建物や設備の劣化・破損・故障が生じた部分を補修・交換し、本来備えている機能や安全性を回復させるために行う維持管理行為のことです。
不具合を是正することで、居住性・安全性・耐久性を確保し、建物を長期にわたり適切な状態に保つ役割を担います。

対象には、外壁や屋根の補修・防水工事・給排水管や電気設備の更新・空調や給湯器などの設備交換・内装や建具の補修などが含まれます。
日常的な小規模修繕から、外壁改修や配管更新といった大規模修繕まで範囲は広く、建物の規模や築年数に応じて段階的に実施されます。

修繕には、故障後に対応する「事後修繕」と、劣化を見越して計画的に行う「予防修繕(計画修繕)」があります。
計画的な実施により、突発的な事故や高額支出を防ぎ、維持コストの平準化と建物寿命の延伸につながります。

賃貸住宅では、構造躯体や主要設備など建物の基本性能に関わる修繕は原則として貸主が負担し、軽微な消耗や日常使用に伴う部分は借主が負担するなど、契約や法令に基づいて責任区分が定められます。
退去時の原状回復や修繕費負担はトラブルになりやすいため、契約内容の確認が重要です。

分譲マンションでは、将来の大規模修繕に備えて区分所有者が毎月「修繕積立金」を拠出し、計画的に資金を積み立てる仕組みが設けられています。
積立金の水準や修繕計画の内容は管理状態の良否を示す指標となり、不足している場合は将来的な一時金負担や資産価値の低下につながる可能性があります。

また、修繕履歴や計画の充実度は物件の評価や売却価格にも影響します。
適切な修繕が継続されている建物は評価が高まりやすく、修繕不足は劣化や将来負担増の要因となるため、資産価値を左右する重要な要素といえます。

このように修繕は、建物の機能回復と価値保全を目的とした基盤的な管理活動であり、不動産を安全かつ長期に活用するために欠かせない維持管理業務です。

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