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下限価格とは

下限価格とは、不動産を売却する際に売主が「これ以上は値下げできない」と定める最低限の売却価格のことです。
価格交渉があっても、この金額を下回る条件では契約しないという最終的な判断基準となるラインを指します。

売却活動では値引き交渉が入るのが一般的なため、あらかじめ下限価格を決めておくことで、その場の感情に左右されず冷静に意思決定ができます。
交渉時の判断ブレを防ぎ、計画的に価格調整を行うための目安として活用されます。

設定にあたっては、近隣の成約事例・REINSデータ・現在の売出状況などの市場相場に加え、住宅ローン残債・諸費用・住み替え資金などを踏まえ、最低限確保したい手取り額から逆算するのが一般的です。
単なる希望額ではなく、相場と資金計画の両面から合理的に決めることが重要です。

希望価格や売出価格が募集や理想の金額であるのに対し、下限価格は交渉後に受け入れ可能な最低ラインという点が特徴です。
売出価格との間に価格幅を設けることで、柔軟で現実的な販売戦略が可能になります。

ただし、相場とかけ離れた水準では売却が長期化する恐れがあるため、市場状況を見ながら適切に見直すことも大切です。
適正な下限価格を設定することが、納得できる条件で確実に売却するための重要なポイントとなります。

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