不動産売却用語集
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査定額とは
査定額とは、不動産を売却する際に、不動産会社や専門家が市場データと物件条件を総合的に分析し、「現在の市場で現実的に成約が見込める価格水準」として提示する価格の目安です。
単なる希望額や理論上の評価額ではなく、実際の取引に基づいた実勢ベースの想定成約価格を指します。
不動産売却では、価格設定が反響数・売却期間・最終的な手取り額を大きく左右します。
高すぎれば問い合わせが集まらず売却が長期化し、安すぎれば本来得られる利益を失います。
査定額は、そのバランスを見極めるための基準となる出発点であり、売却戦略の土台となる重要な指標です。
算出にあたっては、近隣の成約事例・現在の売出事例・REINSデータ・地価動向・需要と供給のバランスといった市場情報が重視されます。
さらに、面積・間取り・築年数・立地・日当たり・接道状況・管理状態・リフォーム履歴・周辺環境など、物件固有の個別要因も細かく評価されます。
これら客観データと個別条件を照合し、買主が購入を検討しやすい価格帯が導き出されます。
査定額は1つの固定金額ではなく、価格幅やレンジで示されることもあります。
例えば「3,000万円前後」や「2,900万円から3,100万円程度」といった形で提示され、市場状況や販売方法に応じて売出価格を調整するための基準として活用されます。
似た言葉に売出価格や成約価格がありますが、売出価格は販売開始時の募集価格、成約価格は契約時に確定する最終価格です。
それに対して査定額は、売出価格を決めるための客観的な参考値という位置付けになります。
複数社の査定額を比較することで相場観が明確になり、無理のない売出価格の設定と戦略的な販売計画が立てやすくなります。
査定額を正しく理解し活用することが、納得のいく不動産売却と手取り額の最大化につながります。
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