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周辺取引事例とは
周辺取引事例とは、売却予定物件の近隣で、立地・面積・間取り・築年数・用途などが類似する不動産が、実際にいくらで成約したかを示す取引実績データのことをいいます。
市場で実際に成立した成約価格に基づく客観的な情報であり、査定や売出価格を判断するうえで信頼性の高い根拠となります。
不動産は個別性が強いため、理論値や希望額よりも、周辺の成約水準が現実的な相場を形づくります。
価格検討では、売出事例よりも過去の成約事例が重視されます。
売出価格はあくまで期待値ですが、成約価格は市場が受け入れた結果だからです。
複数の取引実績を比較することで相場の上限・下限・中心帯が把握でき、過度な高値設定や安値売却を防げます。
適正価格の設定は反響増加と販売期間短縮につながり、手取り額の安定にも寄与します。
確認項目には、成約価格・面積・間取り・築年数・駅距離・階数・方位・管理状況・リフォーム履歴・販売期間などがあります。
条件差を補正しながら総合評価することで、物件の強みや弱み、競争力の位置付けが明確になります。
築浅・角部屋・南向きなどは加点要素となり、劣化や不利条件は減額要因となります。
さらに、周辺取引事例は販売戦略の設計にも有効です。
どの価格帯で早期成約しているかを分析すれば、売出価格の設定や価格見直しのタイミングを合理的に判断できます。
客観データに基づく運用が、精度の高い価格設定と安定した売却成果を支える基盤となります。
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