不動産売却用語集

不動産価格と費用

価格査定

相場とは

相場とは、不動産が市場において実際に売買されている価格水準や価格帯のことで、「その物件が現実的に売れる金額の目安」を示す基準値を指します。
売却価格や査定価格を決める際の土台となる指標であり、不動産売却の成否を左右する重要な判断材料の1つです。

不動産の価格は一律ではなく、立地・面積・間取り・築年数・建物構造・管理状況・日当たり・眺望・周辺施設・駅距離・学区・需給バランスなど、多数の要因によって形成されます。
同じエリアやマンション内であっても条件が少し違うだけで価格は変動するため、個別性が高く、類似物件との比較が不可欠です。

相場を把握する際は、REINSなどに登録された成約事例を中心に、条件が近い取引価格を複数比較します。
売出事例は参考にはなりますが売主の希望価格であるため実勢より高めに設定されることも多く、実際に売れた成約価格を基準にすることで、より現実的な市場水準を把握できます。

相場から大きく外れた価格設定は、売却結果に直接影響します。
高すぎる価格は問い合わせや内覧が集まらず売却期間の長期化や値下げにつながり、安すぎる価格は本来得られる利益を失う原因となるため、相場に沿った適正価格の設定が重要です。
つまり相場は「高く売るため」ではなく「適正に売るため」の基準といえます。

不動産会社が提示する査定価格も、この相場データを出発点として算出されています。
売主自身が相場感を理解しておくことで、査定額の妥当性や販売戦略の合理性を判断しやすくなり、過度な高値提案や不自然な安値提示を見極める材料になります。

近年はAIやビッグデータを活用した自動査定サービスも普及し、短時間で参考相場を確認できる環境が整っています。
ただし最終的には、室内状態・リフォーム履歴・騒音・管理体制などの個別事情も加味して判断する必要があり、データと現地評価の両面から総合的に捉えることが精度向上につながります。

相場とは単なる平均価格ではなく、市場参加者の需要と供給が交差して形成された「実際に売れる価格帯」を示す実践的な指標です。
正確な相場把握が、適切な価格設定と早期売却、そして高値売却を実現するための第一歩となります。

説明レベル[ 詳しい  >  標準  >  簡単]

< 前へ     次へ >
 

不動産売却用語集トップに戻る >

不動産価格と費用に戻る >

価格査定に戻る >

不動産用語集カテゴリ一覧

不動産用語集TOP >

不動産基礎と総合

不動産価格と費用

価格 >
費用・コスト >
価格査定 >
価格要素(総合) >
価格要素(建物) >
価格要素(土地) >
調査・測量 >

不動産会社と仲介

不動産売却と流れ

その他

関連コンテンツ

売却手数料無料ネット >

不動産査定の流れ >

仲介手数料割引とは >

仲介手数料無料プラン >

売却査定のご依頼 >