不動産売却用語集
不動産価格と費用
価格要素(総合)
持分とは
持分とは、一つの不動産を複数人で共有している場合に、各共有者が有する所有権の割合を示す不動産用語です。
土地や建物を「2分の1」「3分の1」などの比率で分けて保有する形態を指し、共有不動産における基本的な権利単位となります。
持分は登記簿に数値で記載され、売却代金や賃料収入、固定資産税や修繕費などの収益・費用はその割合に応じて分配・負担されます。
ただし特定の場所を単独で所有する意味ではなく、不動産全体に対する抽象的な権利である点が特徴です。
共有は相続や夫婦・親子での共同購入などで生じることが多く、資金負担を分散できる一方、売却や建替えなど重要な行為には原則として共有者全員の同意が必要となります。
そのため意思決定が難しく、活用や処分が制限されやすい性質があります。
不動産取引や査定において持分は価格と流動性に直結する重要要素です。
持分のみを売却する場合は買主が限定されるため市場性が低く、単独所有物件より割安に評価される傾向があります。
査定でも流動性リスクとしてマイナス要因となります。
一方、共有者間で合意が取れ不動産全体を一括売却できる場合は、通常物件と同様の価格評価が可能です。
このように持分は、利用や処分の自由度、価格、資産価値に大きく影響する重要な法的概念であり、取得や売却時には権利関係を十分に確認することが不可欠です。
不動産用語集カテゴリ一覧
不動産用語集TOP >
不動産基礎と総合 >
不動産価格と費用 >
・
価格 >
・
費用・コスト >
・
価格査定 >
・
価格要素(総合) >
・
価格要素(建物) >
・
価格要素(土地) >
・
調査・測量 >
不動産会社と仲介 >
不動産売却と流れ >
その他 >
関連コンテンツ
