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準耐火構造とは
準耐火構造とは、火災時に一定時間、建物の主要構造部が燃焼や高熱に耐え、倒壊や延焼を抑制できる性能を備えた建物構造のことです。
建築基準法で定められた防火性能区分の一つで、居住者の避難時間を確保し、周囲への延焼被害を最小限に抑えることを目的としています。
耐火構造ほどではないものの、一般的な木造住宅より高い防火性能を持つ、安全性とコストのバランスに優れた構造と位置付けられます。
柱・梁・床・壁・屋根などの主要構造部は、30分・45分・60分といった一定時間、火災に耐えられる仕様が求められます。
石こうボードや耐火被覆材による多層被覆、不燃性外壁材、防火区画、ファイヤーストップ材の設置などにより、炎や熱の広がりを遅らせます。
これらの対策により、木造でも準耐火性能を満たすことが可能で、近年は一般住宅でも広く採用されています。
防火地域・準防火地域・密集市街地など火災リスクの高いエリアでは特に重要視され、建築基準上、準耐火仕様が義務または推奨される場合もあります。
防火性能が評価されて火災保険料が軽減されることがあり、コストと安全性を両立できる点もメリットです。
また、被覆構造により遮音性や断熱性が向上しやすく、室内環境の安定や建物の耐久性向上にもつながります。
不動産売買においても安全性を示す評価ポイントとなり、買主の安心感や資産価値の向上、将来の売却時の優位性に寄与する実用的な建物構造です。
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