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高度地区とは
高度地区(こうどちく)とは、都市計画法に基づき、建物の高さや形態を計画的に制御するために指定される区域で、街並みの統一や日照確保、景観保全、防災性向上を目的とした立体的な建築規制です。
用途地域が建物の用途を定めるのに対し、高度地区は建てられる高さやボリュームを直接制限し、土地の建築可能量や収益力を左右する重要な評価要素となります。
規制方法は、絶対高さ制限・最低高さ制限・斜線型制限など地域ごとに異なり、数値基準によって建物形状が具体的に決まります。
低層住宅地では高層化を抑えて住環境を守り、商業地や幹線道路沿いでは一定の高度利用を認めるなど、地域特性に応じた土地活用が図られます。
実務上は、容積率上は建築可能でも高さ制限により階数や延床面積が確保できず、戸数減少や収益低下につながるケースも多く、事業採算や土地価格に直接影響します。
一方で、高さが統一されることで日照や景観が保たれ、居住満足度や資産価値が安定するメリットもあります。
このように高度地区は、「建物の高さと規模」を同時に規定する土地利用の中核ルールです。
不動産取引や開発時には、容積率だけでなく高度地区の内容を確認し、実際に確保できる階数・延床面積を前提に価格や活用計画を検討することが不可欠です。
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