売買契約

買主様との契約条件の合意がとれてから、売買契約を締結するまでの期間は、売主様に行って頂くことは多くはありません。
おおよその事は当社にて調整・案内させて頂きますので、安心してお任せくださいませ。

1点、住宅ローンの残債がある場合は、売主様にて借入先の銀行との調整を行って頂く必要があります。

それでは不動産売却の第4のステップにあたる「売買契約」に関しての流れを説明していきます。

売買契約

売買契約日の調整

売主様と買主様で契約条件が合意されると、売買契約日の調整を行います。

買主様が住宅ローンを利用される場合など、契約への準備として2週間前後の期間をあける場合が多くあります。
また、売買契約後に双方が各種手続きなどに動きやすいように、おおよその決済・引き渡し日も調整しておきます。

住宅ローン返済の準備

売却物件に住宅ローンに関する抵当権が設定されている場合は、決済時にローンを完済し抵当権を抹消できるように、借入先の銀行に事前相談をする必要があります。
決済日の何日前までに完済の申請をする必要があるのかを確かめ、それに合わせたスケジュール調整を行う必要があります。

書類の準備

売買契約書などの契約に関する書類一式は当社にて作成・準備致しますが、その基となる物件に関する情報を集めるために売主様にご協力頂く必要があります。

公的文書などのおおよその文書は委任状により取得できますが、難しいものは取得をお願いすることもあります。
また、買主様に引き渡す設備などの物件状況を記載する「物件状況等報告書」「付帯設備表」を作成するにあたっては、売主様の告知が必要となりますのでご協力ください。

契約書等の作成

売主様からの情報と公的証明書を基に「売買契約書」と「重要事項説明書」とそれに付随する資料などを当社にて作成し、売主様と買主様に契約内容に間違いがないかをご確認頂き、最終版を製本します。

売買契約の締結

契約日当日は、当社の宅地建物取引士より買主様へ「重要事項説明書」の内容説明を行った後、「不動産売買契約書」に署名捺印を行います。

契約が成立した証として、買主様から売主様へ契約書に記載した額の手付金が支払われます。
(手付金の額に決まりはありませんが物件価格の5%~10%が目安となります。)

売買契約の締結が完了すると、あとは決済・物件の引き渡しの準備に入ります。

決済・物件引渡しの詳細は次のステップ「決済・物件引渡し」をご覧ください。