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電気とは
電気とは、照明・空調・給湯・家電・情報通信機器などを稼働させるために建物へ供給される基幹エネルギーであり、現代の住宅や事業用不動産において不可欠な生活インフラです。
不動産評価では、水道・ガスと並ぶ「利用可能性の前提条件」として扱われ、供給状況や設備性能によって利便性・安全性・将来性が大きく左右されます。
電力は配電線から敷地へ引き込まれ、分電盤を通じて各回路へ供給されます。
査定上の主な確認ポイントは、引込の有無・契約容量(アンペア数・kVA)・回路数・配線状態などです。
容量不足の場合はエアコン・IH・EV充電器などの同時使用に制限が生じ、居住快適性や設備更新の自由度が低下するため、需要面で不利に働くことがあります。
建物付き物件では、電気設備の新旧が価値に直結します。
分電盤の更新状況、専用回路の有無、コンセント配置、漏電対策などが整っていれば安全性と使い勝手が向上しプラス評価となります。
近年はオール電化住宅や太陽光発電・蓄電池・EV充電設備の導入も進んでいます。
これらは光熱費削減や災害時の自立電源としての機能を持ち、省エネ性と防災性の観点から付加価値として評価されるケースが増えています。
土地の場合も、前面道路に電力の公設線があるか、敷地内へ引込済みかが重要です。
未整備の場合は電柱設置や引込工事が必要となり、追加費用や工期が発生するため、実質的な取得コストとして価格に影響します。
旗竿地や私道奥地では引込経路や承諾関係の整理が必要となり、これも評価要素となります。
実務では、契約容量・設備年式・引込位置・更新履歴・増設可否などを確認し、将来の利用可能性と追加負担を見積もったうえで査定価格を判断します。
電気は単なる設備ではなく、生活水準と市場競争力を支える「基礎性能」として扱われます。
電気の供給条件と設備品質は、日常の快適性だけでなく、売却時の需要や成約スピードにも影響します。
そのため整備状況を正確に把握することが、適正な不動産評価と安心できる取引の前提となります。
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